リアルBLEACH!?死神となった民族研究サークルの友人

不思議なお話~神社・お寺・怪談etc~

 皆様 死神が登場するBLEACHという漫画はご存知でしょうか?

一般的な死神のイメージとは異なり現世の浮遊霊を霊界に送る役目をします。

登場人物の主人公 黒崎一護はあるとき死神から力を譲渡され自身が死神の代行となり

様々な困難に立ち向かいます。

 今回の話は怪談収集家 中山市郎先生がラジオで話されていたのを聞いて

一瞬リアルなBLEACHか?とも思ったりもしましたが、もちろん一般イメージの死神の話です。

斬魄刀も、鬼道も登場しません(笑)…

それを了承してご拝読いただければと思います。

死神となった友人 

発端

 今から10年以上前、Aさんが大学の民族研究サークルに入ったことが発端だった。
 サークルには同じ趣味趣向・志しが似たものが集まる。
 その中でもBさんは求めているテーマが同じかつ馬が合ったため特に親しくなった。
 
 サークルが民族学のため、地方に取材へ一緒に四国等へ飛んだりもしていた。
 
 3回生ぐらいになったある時にBさんから「引越したから遊びに来てよ」と連絡が入った
 越した先はまだ大学生にも関わらず購入した家屋だそうだ。
 親に相談し半分支払って貰い、残りは自分で支払うのだと言って嬉しそうにしていた。
 「お前も気に入るからって言うんで遊びにおいで」と誘われて彼の家に向かった。

 彼が購入した家というのは立派な日本家屋で、朱色の壁、扉は格子造りの外観であった。
 内装は立派な玄関があり、2階は床の間。
 
 年季の入った黒光りする柱もある。

 どう見てもここ数十年に建てられたものではなく歴史的に価値のありそうな建物である。

 明らかに普通の家屋ではない。
 当然の様に「こんな家どうしたのか?」とAさんは問うた。
 
 大阪の表通りには昔、遊郭があり、この家は置屋の離れとして建造されたもであった。
 
 昔は火事になると出火場所から隣にまで燃え移ることが多かった。
 それを防ぐために母屋が延焼した際、離れを建ててていれば置屋として機能する。
 家の方、芸者さんもそこに住居を構えることが出来る。
 表通りは時代の流れとともに様相も変化した。
 
 しかしその地区から外れた場所に離れにあったため
 建物は残りそれはなぜか家として売りにだされていたのだそうだ。
 
 その当時使用されていたであろう箪笥・鏡台がこの家屋の歴史を物語っていた。
 
 しかしその部屋の隅に不自然にも100円ショップで買ったような箱が幾つも積まれていた。
 Aさん:「これは何?」
 Bさん:「ちょっとここ不思議な事があって・・・この部屋の畳の部屋に
      布団をひいて寝てたんだけど初日に寝てると顔に纏わりついてくるものがある。
      それで目が覚めたそれを触ったら明らかに人の髪の毛なんだよ
      天井からぶら下がってるからそこを引っ張るとバッと落ちてくる。。。
      それが毎日じゃないねんけどもう一週間に3回、
      その度にその引っ張るとバサッと落ちてくるので
      溜まってきた髪の毛を箱の中に入れて溜めている」
 Aさん:「これやばいよね、良くないものがこの家に取り憑いるのではないか?」
 Bさん:「いや。これは髪。恐らくこれは誰かが寝ているときに
      悪戯でやっているのだろう。
      箱の中に入れておけば証拠として警察に突き出せる。」
 
 当然のようにこれは心霊現象だろうそう考えたのだが
 Bさんは現実主義のためAさんの言うことは信じなかった。

犯人の正体


 ある日Aさんの元にBさんから連絡が入った。
 「犯人見つけた。髪の毛を顔の上に垂らすやつを見つけた。」
 
 今しがた犯人が2階に逃げて行ったのだという。。。
 朝食のため、お膳を置いてそこでご飯食べようとしたら人影があって
 トントンと階段を上るものがいた。
 
 彼が目撃したのは後ろ姿で裸足で浴衣を着てたというのだ。
 
 「確実に部屋に上がって階段を上るのが分かった。
  今から俺階段の下で待っておくから
  見つけたら二人で捕まえて警察に突き出すから。。。」
 
 Aさんは急いで支度をしてBさんの家にいったが姿が見えない。。。
 階段の下で待っているということだったがそこには誰もいない
 
 名前呼んでも返事もない。
 2階に犯人が逃げたと言っていたため、上がってもいない。
 居間に入ってみると確かにお膳が置いてあった。
 
 それにご飯の入った茶碗とお味噌汁とおかずとお茶を入れた状態となっており
 今し方誰かがいた形跡が残っていた。
 
 携帯鳴らしても出ない。
 
 不思議だったのは居間の隅に置いていた回収した長い髪の毛が入っていた箱・・・
 それが無くなっていたのだ。。。
 
 Aさんが携帯で話しをしたのを最後に忽然と姿を消したのである。
 
 その後Bさんの家族は捜索願を出すもこの日を境に消息不明になってしまった。
 
 「一生この家に住み続ける」と言っていたまま。

死への招待状

 
 何の音沙汰もない状態が一年ほど経った。
 
 ある日「B先輩と連絡取ってます??」と不意に聞かれた。
 Aさんが研究室に入ると後輩I君だ。

 Aさん:「いなくなって1年経ったけど連絡のしようもないし
     大体行方不明で捜索願の出してるよう状況だから連絡なんてしようがない」
 I君 :「僕昨日会いました」
 Aさん:「誰と?」
 I君 :「B先輩と」
 Aさん:「どこで?!」
 I君 :「心斎橋歩いていたら人混みの中でそん中に
      あの人B先輩違うのかなと思ったんです。
      すると向こうもこっちを見て歩み寄ってきて一言二言喋れりましたよ。
      「またな」って言って別れました。」
 
 Aさんは「良かった。生きていたんだな。。。」と思い安心した。
 
 しかしその話を聞いてた研究員の人が顔をあげて僕手紙もらいましたというのだ。
 Bさんが消息不明から1年・・・

 それが不思議なのだが最近引っ越したことはBさんは知る良しもない。
 中開けて読んでみると字は書いてあるんだけども文章になってない。。。
 
 何を書いてあるのか分からないが怖くなりゴミ箱に捨てたと・・・
 
 3ヶ月ほどしてその研究会の方は亡くなった。
 
 ある朝、研究室で死んでいたそうだ。
 
 それから3日ほどして今度はそのI君が交通事故で亡くなった。

 明らかにBさんがサークルの関係者への影響を及ぼしていることは明白であった。 
 恐怖に怯えながら過ごし1年後Aさんは大学を卒業したが
 研究員として大学に残ったAさんは後輩から相談を受けた。
 なんとBさんから手紙貰ったというのだ。
 
 去年のことも耳にしていた彼は
 中身を見ることなくお寺に持ってお焚き上げしてもらったというのだ。
 
 しかしお焚き上げの効果はなく3か月後に亡くなった。
 家の風呂場で溺死していたのだ。
 
 民族研究サークルのBさんを取りまとった人達が次々と亡くなり
 言い知れぬ恐怖が起きていた。
 
 Bさんは恐らく亡くなっているのだろう。。。
 まるで死神にでもなったように。
 
 Aさんは大学卒業して家業を引き継いだ。
 
 2年ほど前に同窓会だったのでその民俗学サークルの同窓会で
 Bさんの話題となり「あれからなんかないなかったか?」とお互いが確認しあうなか
 後輩Gさんが「僕が会いました」というのである。
 
 実はこの同窓会に来る途中の電車の中でつり革に掴まって立っていたところ
 5、6人隔てた向こうにどう見てもBさんが立っていたそうだ。
 
 驚きのあまりBさんを凝視していたところに気が付いて
 人を掻き分けてGさんの方に向かってきた。
 「元気とか」と声をかけられた。
 
 Gさんは恐怖で何を会話していたのかも覚えていなかったという。。。
 
 怖かったのは先輩と会ったら死ぬってことそうなんだけども
 彼が卒業してから10年ぐらいで既に30半ば。。。
 
 ところがBさんの容姿は20代の二十歳そこそこ
 年取ってない何も変わってないのだ。
 
 30歳のGさんよりも明らかに年下で大学と全く同じ状態であったという。
 
 その同窓会のあと研究会の全員でお祓いしてもらったが
 彼も自殺で亡くなった。
 
 あれからAさんは住居を短期間で転々としている。
 
 何故ならBさんからの手紙が来るのを恐れているから。。。

最後に

漫画とは全く別の内容でしたが、Bさんは本当に死神となったのでしょうか?

また置屋の離れにいたものは一体何だったのか。。。

Bさんに出くわした人、手紙を貰った人が次々亡くなってしまうということから

呪詛の一種かな?とも筆者は思いました。※BLEACHで言うと鬼道に近いのかもしれません(笑)

ここまでご拝読いただきありがとうございました♪

 

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