オレオレ詐欺の末路~三木大雲住職の怪談~

不思議なお話~神社・お寺・怪談etc~

よくある話で事件で人を殺めてしまった容疑者が
被害者が夢に出てきて自首するといったストーリーはご存知でしょうか?

ひと昔前に社会問題にまでなっていたオレオレ詐欺。
今回は捕まった詐欺師が同じ様な経験をされた話をご紹介したいと思います。

三木大雲住職の来歴

1972年、京都の寺院の次男として生まれ、立正大学仏教学部在学中、日蓮宗宗立谷中学寮、熊谷学寮で学ぶ。その後、多くの寺院で修行を積み、2005年、京都市下京区光照山蓮久寺の第38代住職に就任。

蓮久寺HP:http://renkyuuzi.gionsyouja.com/index.html

オレオレ詐欺の末路

まだ二十歳前の青年がオレオレ詐欺で指名手配をされて、
そこの親御さんが三木住職に相談に来られたことありました。

オレオレ詐欺で捕まった方の話を詳しく聞くと田舎の方に行って
電話帳を取ってきて片っ端から電話をするそうです。

なぜ田舎の電話帳持ってくるかって言うと都会へ息子が上京している可能性があり
その状況をその青年は狙っていました。

それで青年は「オレオレオレやけど・・・」といって電話をしていました。
ということで

するとそのうちの一軒で仮に西浦さんの息子になりきり
青年:「オレオレオレやだけど・・・」
母 :「あれ?ひろし?」
青年:「事故をしてしまって・・・お願いだからお金を振り込んで欲しい・・・
     300万円必要なんだけど・・・」

そういってお金を指定口座に振り込ませた後銀行へ行ってその300万円を手にしました。

帰ってきてテレビをつけながらその降ろしてきた300万円を机の上に置きながら
「やった!俺は電話一本で300万稼げる!」と共犯者である友達と言っていました。

そんな浮かれ気分の中、テレビをつけて見てると
新潟県の〇〇市というところであの事件がありましたというニュースが報道されており
その事件の内容が女性が刃物を持って隣の民家に押し入って
300万円を盗んだという事件でした。

最終的にその犯人っていうのは300万円を盗みに入って民家の人を刺し殺し
そのままどうやらどこか行ってしばらくして帰ってきて後
その民家で首を自分で包丁で切って死亡したという事件でした。

それを見ながら
「電話一本でもあいつは強盗に入って人の命まで奪って
 最終的に自殺してまでやっと300万円!俺の方がすごい!」
と言いながらずっと仲間と飲んでいました。。

しかしよく考えると自分が電話したのが新潟・・・

その事件が起きたのも新潟・・・

少し興味が湧いてそのニュースを見ていました。

すると犯人の名前が出てきて
「容疑者 西浦〇〇」という名前がテレビのテロップに出てきました。

青年はだんだん怖くなってきました。
自分の電話したところと全く一緒で金額も一緒にも一緒でもだんだん怖くなってきても
「俺は殺したわけじゃないもしこの300万円だとしても自分で殺したわけじゃない」
と言い聞かせテレビを切って、お酒を煽ったまま寝落ちしました。

そして夜中になってコンコンとドアをノックする音がしました。
彼はもうこれ間違いなく「警察だな・・・」ということでもう諦めたそうなんですが

酔いで気怠くなっていたので放っおきました。

するといきなり「ドンッ!」と扉を蹴破って入ってくるので
警察が入ってきたんだなと思って布団に包まりながら
上半身だけ起こして「わかりました。僕が犯人です。」そう言って両手を差し出しました。

すると冷たい手でグッと差し出した両手を握られ
「許さないからな!!」と女の人の声で罵倒されました。パッと見上げると
首が切れてる女性が首半分ダランと垂らしながら青年の手を掴んでいました。

実はその青年はこの体験をして後に捕まってるんですが
捕まるまでに1か月ぐらい逃亡します。

各地を共犯者の友達と転々としていましたが、
そのうち主犯のその青年と離れたのちに
「実はあの新潟の事件の300万円は僕達が実は手にしたんです」と警察に自白したそうです。

結局青年は指名手配になってて自首することなく捕まりました。
手にした300万円は全くの手つかずのままで・・・

実はその一緒にいた共犯者の友達たち全員が彼と一緒の体験したそうです。

警察の方でも完全に別室で各々取り調べされたそうなんですけども
みんな一様に同じ体験をしたから自首したというのです。

その後の捜査でわかったことはそのお母さんが首を掻き切って
亡くなった遺体のポケットから1枚の紙が出てきて
その紙に「ひろしは悪くないからね」と書いてあったそうです。

結果的に犯人集団を自首し主犯の青年を指名手配の後に逮捕へ導きましたが
果たしてポケットの紙は犯人集団への「絶対に許さない!」という思念であったのでしょうか?

最後に

まさに因果応報・・・必ず悪しき働きには報いがあるといったお話でした。

ここまでご拝読いただき誠にありがとうございました🎵

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