「峠」赤い車で行くと・・・~三木大雲住職の怪談~

不思議なお話~神社・お寺・怪談etc~

皆様「わっ!」と脅かされたことありますよね?

脅かされた瞬間というのは実はかなり力が入っています。

これが長時間続くとどうなるか・・・

今回は三木大雲住職の元にご相談されに来られた男性のお話をご紹介いたします。

三木大雲住職の来歴

1972年、京都の寺院の次男として生まれ、立正大学仏教学部在学中、日蓮宗宗立谷中学寮、熊谷学寮で学ぶ。その後、多くの寺院で修行を積み、2005年、京都市下京区光照山蓮久寺の第38代住職に就任。

蓮久寺HP:http://renkyuuzi.gionsyouja.com/index.html

ある日男性が供養をしてほしいということで、三木住職の蓮久寺に来られました。

その方からお聞きした話で20年前の深夜にあった出来事なのですが、

赤い車に友人を乗せてドライブしているときに京都のある峠に差し掛かりました。

京都では有名なのですが赤い乗り物で峠を越えようとすると事故を起こすというのです。

この噂を知っていた彼らはいつもよりゆっくり慎重に運転していました。

峠の頂上付近にはパーキングがあって、木製の古びたトイレがあるのです。

運転手の男性はトイレに入り用を済ませ車に戻りましたが、

助手席に座っていた友人がなかなか出てこない・・・

5分経っても10分経っても全く出てこないので呼びに行きました。

「おい大丈夫か?」と声をかけたが何の反応もない・・・

いよいよ困り果てた彼らは近くの公衆電話から警察を呼び、

数分後に警察が到着しました。

声をかけても出てこないので「戸を蹴破りますので外へ出て下がってください」

そして「ドカっ」と扉を蹴った音がトイレから聞こえ、

その直後「うああっ」と叫びながら警察がトイレから出てきました。

そしてそれと同時に「おい!お前パトカーに乗れ」と命令されたそうです。

何のことかわからずパトカー乗せられ署に連れて行かれました。

その後何のことわからない状態で取り調べが始まったそうです。

刑事さんからしきりに

警察:「お前の一緒にいた友達の髪は何色やった??」

男性:「黒ですけど・・・」

警察:「目の色は何色やった??」

男性:「普通の黒ですけど・・・」

警察:「服は破けてなかったか??」

男性:「服なんて破けてないですよ!」

警察:「爪ははがれてなかったか??」

男性:「剝がれてるわけないでしょう!」

と聞かれるわけです。それが延々続きました・・・

その内に別の刑事さんが来られて

「ご苦労さまでした。もう御察しかもしれませんが

ご友人の方は亡くなっておられました・・・

白髪で眼球が飛び出して床に倒れてらっしゃったんです・・・」

「わっ!」と驚かされるとものすごくビックリし体が強張ります。

これが一分以上続くと人間は髪の毛の色素が抜け白髪となり

眼圧が上がり眼球が飛び出るそうです。

大変恐ろしい思いをしたのか両手をクロス状にして

肩を掻きむしった為に服はボロボロになり爪がすべて剝がれていたそうです。

それから十年間友人の命日に御仏壇にお参りを続けていました。

そして十年を目途に供養をやめたそうです。

それから十数年が経った現在になり友人を供養してほしいと

来られたのは何故ですか?と住職が尋ねました。

最近になり朝寝ていると耳元で誰かが「わっ」という声がするそうです。

そしてハッと目が覚めると両手がクロス状になって

肩に爪が刺さり血が出ていました。

どうやら友人が10年間放っておいた為にぼくのところに来たのではないか

友人が怒っていると考えて供養しに来たとのこと・・・

そしてその方と一緒に友人の供養をしてお経を読み終わり

「ご苦労様でした」とうしろの男性のほうを振り返ると

その男性が号泣されてました。

「どうされましたか?」と住職が聞くと

「どうやら私は思い違いをしていたようです・・・

恨んで私のところに来たのではなくて

私を守る為に来てくれたのだと・・・」

来月彼の元には新しい車が納車されます。

それがあの時峠へ行ったのと同じ赤い車なのです。

「もう赤い車には乗ってはいけないよ」と伝えに来てくれたのでしょうか?

最後に

今回の話を聞いたときにふと思ったのが

漫画などで人が驚いた際に目が飛び出るような描写ってございますよね?

はたしてどこからかきたのでしょうか?

もしかすると同じ様な事象が過去にあったのかもしれませんね。

以上ここまでご拝読頂き誠に有難うございました🎶

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