預かるとご利益がある大黒様の不思議な話~三木大雲住職ご経験談~

不思議なお話~神社・お寺・怪談etc~

8月ももうすぐ終わりですが、平成最後の夏はenjoyしておりますでしょうか?
最近テレビでも拝見されます三木大雲住職が蓮久寺にお勤めになられて直後に経験された
大黒様の不思議な話をご紹介いたします☆彡

三木大雲住職の来歴

1972年、京都の寺院の次男として生まれ、立正大学仏教学部在学中、日蓮宗宗立谷中学寮、熊谷学寮で学ぶ。その後、多くの寺院で修行を積み、2005年、京都市下京区光照山蓮久寺の第38代住職に就任。

蓮久寺HP:http://renkyuuzi.gionsyouja.com/index.html

七福神の大黒様とは??

元はインドのヒンドゥー教のシヴァ神の化身であるマハーカーラがモデルとなっています。仏法守護の神として伝来されて以来、日本の大国主命と結びつき日本独自の神様となりました。

預かると幸せになる大黒様のお話

蓮久寺のご住職に就任された直後、吉野太夫にご利益であるお寺であることから芸事での収入があったそうです。その収入をもって仏像の修繕されている最中に不思議な夢を見られました。

その夢の中では大きな袋/金槌をもった方が本堂に座ってらっしゃったそうです。

明かに大黒様であったのですが、少し異様な出で立ちに三木住職は少し恐怖を感じながらも「失礼ですが、何されているのですか?」と声をかけられたました。

するとムクッと立ち上がり関西弁で(?)「もう俺でていくわ」と言って、出ていかれました。
その際に大きな袋から金色のものを落とされたので「何か落とされましたよ」と声をかけたそうです。
すると大黒様は「まぁそれくらい上げるわ」と言ってそのまま行かれたそうです。
なぜかリアルな夢であった為に、目覚めた後、住職はお寺に大黒様がいらっしゃるのではないか明らかにただ事ではないと感じ、大捜索をされたそうです。すると本堂裏の隅にまさに夢でみた大黒様がいらっしゃったとのことでした。

ところが出で立ちはボロボロで、このままではいけないということでキレイに修繕したかったそうですが、ほかの仏像を修繕した為、あまり資金がなかったそうです。
しかしこのまま寺においておくと更に風化が進んでしまうと危惧したことから仏壇屋さんにお預けしました。

そのお預けした3日後に仏壇屋さんが大黒様をもって返しにきたそうです。聞くところによると大黒様が来てから今までにないくらいの仏壇の注文があり商売繁盛しすぎて預かるのが怖いとのことでした。

困った三木住職は若手の知り合いの仏師に一時的に保管してもらうことにしました。
お金ができたら彼に修復をお願いしようと思ったのです。
ところが1週間もたたないうちにその仏師も「これ、おかしいです」と大黒様を返してきたそうです。
なんと大黒様を預かったとたん、「毎日のように仕事が舞い込んでとてもではありませんが、
対応不能になってしまいました」と言います。

仏師は木箱に大黒を入れ、乾湿制御の機材などもつけて返してきたそうです。
「寺で保管したほうがよい」と。住職は「さて、いよいよ困った。いったいどうしたものか」と思っていたら、ある男性が豚の貯金箱を抱えて寺にやって来ました。
「こちらで、大黒さんを修繕する費用に困っているとうかがったもので」
喜捨してくれるというのです。住職は御礼を述べ、一体どこでそんな話を聞いたのかと尋ねると、
仏壇屋さんの筋から小耳にはさんだとのことでした。

「私もお金には大変困っているので、ご住職の気持ちがよく分かります。
今わたしに残っているお金は、これだけなんですが、つかってください」
と言って豚の貯金箱を叩き割ると、10万円以上の金額が入っていました。
これを全部寺に喜捨すると言うのです。

しかしながら「お金に困っているというお話を聞いた以上、こんなには頂けません。ほんの少し頂きますからあとは全部お持ち帰りください」
住職はそう言いましたが、男性は全部寺に喜捨すると言ってきかない。自分にはまだ
1万2000円あるからこれで充分だと言って、帰って行きました。

その15分後です。その男性から寺に電話が入りました。京都駅まで歩いている途中に、
スクラッチを売っているのを見て、所持していた1万2000円で全部買ったのだそうです。
その場で結果がわかってそれが大当たり!それで住職にすぐ電話したと言うのです。

「今すぐ戻って、これも喜捨します」
「いえいえ、それは大黒さんが、あなたに御礼の意味で授けてくださったのでしょうから
ご自身でお持ちになってください」男性は納得しがたかったようですが、

そのまま当たったお金を持ち帰りました。

この男性、それからしばらく寺に姿を見せなかったのですが、ある日ひょっこり寺を
訪れて来ました。その後の話がまたまた仰天です。男性はあの日、スクラッチで当たったお金を持って、その足で競馬場に行ったのだそうです。
本人曰く、生まれてこのかた一度も競馬をやったことがない。適当な数字を考えて、
全額を一点張りで賭けた。

なんとそれが万馬券!

もともと一戸建てを所有していたので、それを壊してビル一棟を建てなおし、今は賃貸収入で食べていると言うのです。

実はこの男性、蓮久寺に豚の貯金箱を持って訪れたとき、自殺するつもりだったのだと告白しました。死ぬ前にひとつくらい、何か良いことをしておきたいと思い、たまたま大黒天のことを小耳にはさんだので、その修復費用の多少なりとも助けになれば・・・ということであの日、貯金箱を持って寺を訪れてたのだそうです。

以上が大黒様を廻る作り話のようなリアルわらしべ長者の興味深いお話でした♪

三木住職の経験に纏わる話は不思議なお話が多いですね。

ここまでご拝読頂き誠に有難うございました☆彡

 

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